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社会基盤計画学研究室

2008 11/12
朝のツ会(2008/11/11~2008/11/12)

「秋大会の論文紹介」(記録:梶谷 司)

 社会基盤計画学研究室所属の大学院生が,38回土木計画学研究発表会(秋大会)で興味をもった論文について紹介し,参加者と意見交換を行った.

『毛利,中川,大場:大都市近郊における開発地の立地要因に関する分析』

この研究は,大都市近郊を対象に,既開発行為の立地選択要因を明らかにし,今後の白地地域における開発の抑制と,用途地域内への開発行為の誘導に資する判断材料の提示することを目的としている.具体的な分析モデルは地理的加重ロジスティック回帰モデル(GWLR)である.GWLRは回帰式のパラメータを地点により異なるように表わし,立地選択要因が開発地の立地選択に及ぼす影響の空間的差異を明らかにすることができる.

以下に参加者からの質疑・コメントを示す.

・この論文をみる限りでは,パラメータの推定方法がよく分からない.

・長期的なシミュレーションに用いることができるのか.パラメータは時点によって変わるのではないか.

・回帰式は理論的背景が薄い.

・対象地域外からの影響はどう扱っているのか.

・地理学の法則は本当に成り立つのか.

記録者並びに他の参加者は,質疑応答・コメントを通して,地理的な分析を行う際にどのような点が問題になるか,注意しなければならないか理解が深まったものと思われる.

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